2013.02.07 (Thu)
2013シマノテクニカルセミナー

昨日、仙台の『夢メッセ宮城』で開催された、SHIMANOの販売店向け技術講習会。
毎年、日本中で開催されている。
たかが自転車されど自転車、自転車といえども日進月歩だから、その操作部をコントロールするパーツメーカーはその周知徹底にタイヘンだ。そして、そのエンドユーザーに対応する自分たちも、これまたタイヘンだ。30年ぐらい前の、パンクを直してタイヤやベルやカゴを交換してやっていける業界ではないのだ。
とくにも、電子化デジタル化の波はこの自転車業界にも例外なく押し寄せていて、自分で転がす車が自転車のハズなのに、リチウム電池とかパソコン制御とかファームアップとか、のんびりしていると一気に取り残されかねない状況にある。
そんな流れにケツを向けるのもいいだろう。
自転車はそんなものなくても動く。
でも、知識として得た上で言うならいいが、知らないで言うのは犬の遠吠えになる。
なにより、知識っていう言葉が好きだ。
ニンゲンは生まれてから、世界中宇宙中で今まで起こってきたこと今起きてること、そして未来に起きうる可能性のあること、の何百億分の一も知らずにして死んじゃうんだよね。
・・・残念。
だから、知れるうちにいっぱい知りたい、脳はもう固まりつつあるが。
仕事上のことにかかわらず、自分の知らないことをいっぱい知りたい・・・。
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2012.11.09 (Fri)
お江戸

なんかさぁ、わがGIANTはもちろんDINOSOURとか米国の大手完成車メーカーとかどんどん出て来なくなってきて、New Modelの試乗ができるといっても、会場の周辺をグルグルハツカネズミ、あんなところ時速15キロぐらいで走ってナニかがわかるのチミタチって思うし、そして資本主義の末期的には新しければすべていい、と血眼で新しいことを追いかける時代でもないからどーでもいいんだけれど、お江戸へ行く口実にはなるんで行ってきた『CYCLE MODE』ってワケさ。


こんなの、もう半年ぐらい前からネットのリーク画像とかで知ってるよね。


かえって、こんなの知らないでしょ。
レースコンポのフラッグシップ、DURAACEが11スピードになったけれど、内装ハブでも去年から11スピードができているんだよ。
すんごいよね、SHIMANOって、ホントに。


で、来年からは、ママチャリとか通学車に内装5段変速を投入するみたい。
4速、まるで売れなかったなぁ。
値段かなシフトフィーリングかな?
そう言えば、8段もあったけど消えたな。

これ、オモシロイでしょ。
一目見て、買っちゃった。
これから雪降るから売れないのに。
ちょっと分かりずらいけれど、一昨日入荷したから今度写真撮って見せるね、じゃあバイバイ・・・♪
2012.09.22 (Sat)
ガンバレ、Oさん!!

『ジャイアントストア港北』の開店祝いに伺った。
横浜市営地下鉄の『センター南』駅から、徒歩で5分ほどのところにお店はあった。
店長のOさんは、2000年からマウンテンバイク・ダウンヒル競技の国内最高峰エリートクラスで活躍、2004年~2006年はGIANT JAPAN Racing Teamに所属し、2005年にGIANTに入社。以降一貫して完成車及びパーツの技術を担当し、現役引退後は2007年よりチーム監督兼メカニックとしてファクトリーチームを率い、今回独立してお店を持つことになった。
お店の外観には、現役時代の勇姿がこうして大きな写真で飾られている。

じつはOさんは、ここ北上の出身。
出身どころか自分のお店のお客さんで、チームの一員として草レースにも参戦していた。
これは平成7年10月7日に開催された、『1995岩手高原MTB2時間耐久レース』のチーム集合写真。
最前線左端、ヘルメットをかぶった少年がOさんだ。
今から15年も前のハナシで古くさいが、当時のマウンテンバイクブームって、今の自転車ブームよりすごかったんだね。10歳以下から70歳以上まで、こうして40人以上も集まって遊んでいたんだから。
当時から自転車が大好きだったOさんとは、その後は疎遠になっていたんだけれど、GIANTというブランドを通して再びご縁ができたってワケだな、人生ってステキだ。メーカーさんと小売店では、いろいろと教わったりお世話になることの方が多くて、業界の先輩なのにいつも頼りっぱなし。そこで、その御礼も兼ねて、今回の開店祝いに駆けつけたってワケだ。

やはりこだわり、マウンテンバイクの展示が多い。

そして、ロードレーサー。

工具類も整然と並んで、きれいなリペアルーム。

パーツの修正はもとより、パーツの自作までこなすこだわりの工作機械。

ジャイアントストア初の、BIKE SPA。
その名の通り、自転車のシャワールーム洗車場。
あんまり暑いから、自分がシャワー浴びたかった。
ムダにダラダラ、もういつお店を閉めてもおかしくない年齢の自分と、これから前途洋々、新しいコンセプトで時代を切り開いていくOさん。すでに知識面でも技術面でも彼の方が圧倒的だけれど、なにか困ったことがあったらお手伝いしたいな。
自転車に興味がおありの方は、ぜひ一度お店に行ってみてくださいね・・・。
2012.09.07 (Fri)
GIANT2013発表会








5,6日が一般販売店向けの発表会だった。
いつもの横浜は『大さん橋ホール』でみっちり3時間、ヘトヘトになるまでオベンキョしてきた。
会場には、雑誌などでよく見かける大きなショップのシャッチョさんたちがウヨウヨいて、発表会特価の注文書になんのためらいもなく数字をビシバシ書き込んでいて、自分は場違いみたいで居心地が悪かった。自転車屋のくせに、いくら特価とはいえ一度に3百万も4百万も注文できるとは、きっと裏で悪いことをやっているに違いない。
しかし、このクソ暑いのに2013年モデルの発表会って、いくらなんでも早すぎね?
雪が解けて4月頃からやっと売れ出して、すぐに梅雨になって売れなくなって、クソ暑い夏も売れなくて、さあこれからだぞって時には来年モデルの発表。で、これからは冬に向かって買い控えになって、おらたちはいつじてんしゃをうればいいのだ・・・?
2012.03.28 (Wed)
Campagnolo EPS テクニカルセミナー
先週の水曜日、ちょうど一週間前のことだけど、バタバタと東京へ。
新しいメカのテクニカルセミナーがあって、そのセミナーを受けないとその商品を販売できないというのだった。
東京以外にも大阪とか札幌とかでも順次開催されるのだが、あいにく仙台での開催はなく一番近い東京にしたのだった。
しかし、田舎の販売店っていうのは、何かにつけて不利だなぁ。
5時間ぶっ通しのセミナーで、当初、21日の10時から3時までのセミナーを希望した。
朝一の新幹線はやて、北上発6時23分に乗れば10時ギリギリに会場に着けて、そのまま日帰りで帰れるので1日休むだけで対応できると考えたからだった。
しかし、あいにくと定員オーバー。
やむなく、16時から21時までのセミナーを受講することにした。

会場のビルの2階から。
黄色いオープンカーでも来ればバッチリだったが、あいにくと来たのはスーパーカブだった、トホホ・・・。

こんなのや、

お馴染みのこんなのがある駅の、「ゆりかごめ」の線路の反対側にあるビルだ。

9階建てのビルは、このように中が吹き抜けになっていた。
16時ピッタリに、9階会議室でセミナー開始。



テクニカルセミナーの対象品。
今までのワイヤーの巻き上げ・リリースによる機械式変速ではなく、電子制御による変速システムだ。
すでに、ニッポンのSHIMANOが製品化しているが、今回はイタリアのCampagnolo社のもの。
自転車の変速にも、デジタル化の波が押し寄せているのだ。
もう自分はサラリーマンなら定年に近い年だが、遅れてはならじ意地でもついていってやる。
しかし、写真に写っているメカ部分で、スーパーレコードという最上級グレードがセットで約55万円。そして、その下のレコードっていうのでも約45万円。それに見合ったフレーム・ホイールなどをチョイスすれば軽く100万円超えの世界だ。
こんなの自分に売れるかわかんない。
いつお客さんが来るかもしれない。
一生売れないかもしれない。
いくらオベンキョしたって意味ないかもしれない。
でも、知識だけは得ておかなくっちゃ。
電子制御が本格化すれば、きっと下のグレードにも降りてくるハズだから。
しかし、それまで自転車屋をやってるのかしらん。
いやいやその前に、まだこの世に生存しているのかしらん・・・。
新しいメカのテクニカルセミナーがあって、そのセミナーを受けないとその商品を販売できないというのだった。
東京以外にも大阪とか札幌とかでも順次開催されるのだが、あいにく仙台での開催はなく一番近い東京にしたのだった。
しかし、田舎の販売店っていうのは、何かにつけて不利だなぁ。
5時間ぶっ通しのセミナーで、当初、21日の10時から3時までのセミナーを希望した。
朝一の新幹線はやて、北上発6時23分に乗れば10時ギリギリに会場に着けて、そのまま日帰りで帰れるので1日休むだけで対応できると考えたからだった。
しかし、あいにくと定員オーバー。
やむなく、16時から21時までのセミナーを受講することにした。

会場のビルの2階から。
黄色いオープンカーでも来ればバッチリだったが、あいにくと来たのはスーパーカブだった、トホホ・・・。

こんなのや、

お馴染みのこんなのがある駅の、「ゆりかごめ」の線路の反対側にあるビルだ。

9階建てのビルは、このように中が吹き抜けになっていた。
16時ピッタリに、9階会議室でセミナー開始。



テクニカルセミナーの対象品。
今までのワイヤーの巻き上げ・リリースによる機械式変速ではなく、電子制御による変速システムだ。
すでに、ニッポンのSHIMANOが製品化しているが、今回はイタリアのCampagnolo社のもの。
自転車の変速にも、デジタル化の波が押し寄せているのだ。
もう自分はサラリーマンなら定年に近い年だが、遅れてはならじ意地でもついていってやる。
しかし、写真に写っているメカ部分で、スーパーレコードという最上級グレードがセットで約55万円。そして、その下のレコードっていうのでも約45万円。それに見合ったフレーム・ホイールなどをチョイスすれば軽く100万円超えの世界だ。
こんなの自分に売れるかわかんない。
いつお客さんが来るかもしれない。
一生売れないかもしれない。
いくらオベンキョしたって意味ないかもしれない。
でも、知識だけは得ておかなくっちゃ。
電子制御が本格化すれば、きっと下のグレードにも降りてくるハズだから。
しかし、それまで自転車屋をやってるのかしらん。
いやいやその前に、まだこの世に生存しているのかしらん・・・。